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2017年11月23日(木)

海に入れるだけ ヘドロなくし貝の餌生成 コヨウの浄化剤 有明のアサリ増殖で成果

  • 2017年10月19日 19時00分 配信
出展ブースで来場者に応対した古賀会長

出展ブースで来場者に応対した古賀会長

原料は下水や腐食物質

 【北九州】コヨウ(福岡県みやま市、古賀雅之会長)は11~13日、北九州市の西日本総合展示場であったエコテクノ2017「ふくおか環境・省エネルギー技術展」に、「里海」のように森から海に通じる物質循環を再現する水質浄化資材「龍宮の遣い」を出展した。

福岡大教授と共同開発

 「龍宮の遣い」は下水や腐食物質を微生物が分解・発酵する最終生成物のフルボ酸、シリカ(二酸化ケイ素)、鉄などを調合してつくる自然の資材で、福岡大工学部の渡辺亮一教授とコヨウが共同開発した。

 袋詰めやブロック状にしたものを海中に投下するだけで、ヘドロで汚染された海底が浄化され、溶けだした養分がアサリや二枚貝の餌となる珪藻をつくりだす。熊本県の長洲町などで、有明海の干潟のヘドロを浄化してアサリ資源の増殖に成功するなど各地で成果が表れている。

 技術展では「生活排水やごみなどを利用して環境を改善し、食品となる魚を増やすことでゼロエミッションが実現することに来場者の関心が寄せられた」(古賀会長)。こうした中、「一般市民の共感を呼びそうで、クラウドファンディングで資金を募り、事業を拡充するとよいなどという助言も得られた」という。

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