2012年01月31日(火)
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南方B1カツオ 漁不振で相場急上昇
築地市場11年加工品取扱量 「開干しアジ」1位
米アラスカ冷凍延縄 新物ギンダラ強含みへ
(11面)
▼新春シリーズ企画・食品加工=本紙アンケート。スーパー・生協・小売に聞く。加工魚原料動向。
南方B1カツオ相場が急上昇している。昨年末から遠洋カツオ一本釣船の南方漁が振るわず、原料の供給不足感が強まったため。30日の焼津漁協入札価格(4.5キロ上)は前年同月比1.9倍のキロ300円と高値をつけた。漁業関係者はさらなる相場上昇に期待する一方、加工メーカーは「製品価格への転嫁は難しい」と危機感を募らせる。
2011年1~12月の築地市場加工品取扱量(ねり製品除く)のトップは、昨年に続き「開干しアジ」がキープした。取扱量は8972トンと前年に比べ7.7%減。取扱額は平均単価が前年比4.4%高となったものの、3.5%減の40億1000万円だった。上位6位までの顔ぶれは昨年と同じ。明太子が前年の13位から10位に入った。原料価格が上昇した加工品を中心に順位を落とした。
11年モロッコ、モーリタニア冷タコ 輸入2万トン割れ
主要産地モロッコとモーリタニアからの冷凍タコ輸入量は昨年、両国合計で7年ぶりに2万トンを割った。主産地のモロッコ、モーリタニア両国で漁獲低迷が続いているため。
米アラスカの延縄ギンダラ漁が3月17日から始まることが決まった。今年の延縄向け個別操業枠は暫定で前年比14%増の1万3833トン。延縄船が漁獲対象とするオヒョウが2年連続の大幅減を受け、ギンダラの魚価に上昇圧力が高まりそうだ。4月上旬から本格化する日本搬入の新物製品価格は前年水準から一段と強含む見通しが広がっている。
鳥取、島根県で水産加工卸業を営む丸綜(本社・米子市、磯田克典社長)はこのほど、農商工連携促進ファンド事業の「売れる新商品開発事業」(2010年10月採択)を活用し、鳥取県産業技術センターなどの指導や協力を得て、「天然本マグロ魚醤(しょう)」を開発した。水揚げ日本一とされる境港産クロマグロを使用。「秋田のしょっつる、能登のいしりに勝る魚醤油製造販売ナンバーワンを目指す」(同社)としている。
米国、ノルウェー鮮アトランで21年ぶり報復関税撤廃
鳥取・丸綜 クロマグロで魚しょうゆ
▼鳥取・丸綜=クロマグロで魚醤油開発
(2~9面)
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