秋吉台乗りあいタクシー是非は?


2006年11月17日(金)掲載





山口運輸支局や秋芳、美東両町などが10月28日から今月12日にかけて秋吉台一帯で試験運行した電話予約制の乗り合いジャンボタクシーに期間中、延べ1028人の利用があった。「十分な実績で今後ニーズが見込めるが、なお採算性など課題もある」(同支局)といい、アンケート調査結果や利用状況などの分析を進め、本格運行の是非を検討する。

秋吉台に訪れた観光客の利便性向上を目的に、地域内の公共交通のあり方を考える「秋吉台地域交通対策検討委員会」(座長、猶野和則・秋芳町観光協会長)が行った実証実験。台上のカルストロードを中心に停留所を13カ所臨時設置し、9人乗りジャンボタクシーを1日7往復の時刻表で16日間走らせた。

利用者が最多だったのは4日(土)の215人、最少は8日(水)の9人。1日平均64.3人で、週末は115.7人、平日は24.2人と大きな差が出た。ほとんどの週末に運行台数を増やし、予約に対応した。観光スポットの入場料半額や商店街での割引など特典付きの1日乗車券は736枚売れた。

台上散策に訪れたウオーキング客が出発点まで再び歩いて戻らなくてはならない不便さの解消が実験の大きな狙いだったが、秋芳洞内を歩いて黒谷口から出た人がジャンボタクシーで戻るケースが約半数を占める実態も浮かび上がったという。





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