社保健康施設ペアーレ下関 10月閉鎖
2007年5月19日(土)掲載
下関市大坪本町の社会保険健康センター「ペアーレ下関」が10月以降に閉鎖され、売却されることが分かった。同施設を所有する整理機構(RFO)が16日付で、売却に向けた入札を告示した。すでに国の方針で2010年度までの閉鎖が決まっていたが、突然の決定に、関係者に驚きが広がっている。
同施設は94年4月に開設。鉄筋鉄骨3階建て、延べ床約1900平方メートル。プールやトレーニングルーム、多目的室などを備え、スポーツや文化講座を開催。06年度は約130講座を約1400人が受講。利用者数は延べ約8万人だった。
同施設によると、最も利用者の多かった99年度には年間約2000人が受講。03年度まで黒字経営が続いていたが、国の補助金がストップした04年度以降は赤字に転じ、受講料の値上げなどで利用者が減っていた。
RFOによると、国は05年度、社会保険庁が所管していた健康・保健施設を10年度までに売却する方針を決定。今年3月までに全国で66施設を売却した。売却時に事業をしていた46施設のうち、購入者が売却前の事業を継続したのは36施設あるが、マンションや宅地となった事例も6件あるという。
ペアーレ下関については、建物と土地(約2500平方メートル)を売却予定。最低価格は6000万円に設定されているが、売却後の使途については条件が付けられていない。
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