若者の献血離れ深刻 10年前の4割に減
2007年11月26日(月)掲載
県内で若者の献血離れが止まらない−。1996年度に3万8367人だった10−20代の若年層献血者が、2006年は1万5742人まで減少したことが、県赤十字血液センター(山口市野田)のまとめで分かった。
献血者数自体も減少しているが、若者の献血離れはそれ以上に深刻。献血者全体に占める若年層の比率は、96年の43.1%から06年は25.1%となった。全国平均の31%を下回る結果に、関係者らは将来への不安を募らせるが、明確な要因が分からず、有効な対策もないのが現状だ。一方で、献血の現場では大学生ボランティアらがPRに取り組んでいる。
同センターによると、県内の献血者数は85年度の13万8506人をピークに減少を続け、06年度は6万2628人。20年余りで半減した。中でも10−20代の減少が目立ち、04年度に2万人を切った後も減少を続け、06年には10年前の約4割にまで落ち込んだ。
県薬務課の堀穣主幹は「献血には怖いイメージがあるようだが、一度経験すると繰り返し献血する人が多い。まず1回目のきっかけを作りたい。若年層をなんとか増やさないと、将来的には先細りになる」と話す。
県では中高校正を対象にしたポスターや作文を募集。高校1年生向けに、献血について解説した冊子も配布している。
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