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ヒヨドリ集団 関門海峡越え
2008年10月4日(土)掲載
海峡上空で一気に急降下し海面上を飛ぶヒヨドリの群れ。対岸は九州(3日午前8時ごろ、下関市彦島塩浜町)
下関市彦島地区の山々から群れで関門海峡越えするヒヨドリの渡りが始まった。

山から数十羽の小集団のヒヨドリが飛び立つと周辺のヒヨドリも一気に飛び立ち、上空で一つ大きな群れになる。数百羽になった大集団は、ころあいを見計い、目前に見える対岸を目指す。集団となったヒヨドリは細長くなったり、楕円(だえん)形になったり様々な形に変化しながら飛行。海峡の半ば付近になると一気に急降下し、海面をすれすれを飛んでいく。

日本野鳥の会山口県支部長の梶畑哲二さんの話では、越冬のため、日本列島を南下したヒヨドリが彦島地区の山々に集結。夜明けとともに海峡越えするという。ハヤブサなどの猛きん類から身を守るため、海面すれすれを飛ぶ。集団が形を変化させて飛ぶ姿が竜が空を飛んでいる姿に似ていることから“竜の渡り”とも呼ばれている。
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