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西日本屈指の“エコビル”下関海陸運送が新社屋
2008年10月7日(火)掲載
エコビルとして完成した下関海陸運送の新社屋
屋上の芝生広場と花壇。家庭菜園も考えている
環境に優しいさまざまな技術を取り入れた“エコビル”が下関市にお目見えした。運送・物流会社、下関海陸運送(下関市東大和町一丁目)の新社屋で、屋上緑化、太陽光・風力発電から紫外線除けガラス、外熱遮断の外壁、省エネ仕様の蛍光灯、敷地には保水性舗装を施した。

これだけエコに徹底したビルは県内では珍しく、西日本でも屈指。米田英治社長は「日ごろ公道を使わせていただく運送会社として、CО2削減などで地球環境に貢献できるよう、環境に配慮した建物として、現時点で考えられる技術すべてを取り入れたかった」と動機を話している。

新社屋は五階建てで、延べ床面積は約二千三百平方メートル。現社屋と港湾道路をはさんだ斜め向かい側の自社敷地に建設した。五日までに移転を終え、六日から業務を始めた。

屋上の半分にはコウライシバが敷き詰められ、ガザニア、シャリンバイ、クリスマスローズやオリーブの木が、花壇などに植えられた。屋上の残り半分は太陽光発電が設置される。現在準備中で、早ければ年末には完成する。

新社屋そばには風力・ソーラーLED街灯を設ける。LEDは発熱の少ない光が得られる省エネ。通常は低照度で点灯、人を感知したら一定時間、明るくなるよう設定された。消費電気は自社で賄うことにし、この電気は小型風力・ソーラー発電装置で得たエネルギーを使う。

外熱遮断の外壁によって室温は通常より五−一〇度は違いが出るという。省エネ仕様の蛍光灯は使用電力が通常の半分で済む。
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