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新庁舎計画を凍結 中尾・下関市長
2009年4月7日(火)掲載
新市庁舎建設計画を凍結する方針を市議会に説明する中尾友昭市長
下関市の中尾友昭市長は六日、市が進めてきた新市庁舎建設計画を凍結する方針を初めて市議会に伝えた。「市役所を建て替えないというのは民意だ」と主張。一部に賛同する議員もいたが、多くは批判的な意見で、建て替えない場合のシミュレーションを早急に提出するよう求めた。

中尾市長は同日、市議会新庁舎建設調査特別委・総務委連合審査会に出席。市が現在の唐戸地区から新下関地区に移転新築する方針を示していた新市庁舎建設計画について「市役所を建て替えないのは最大の選挙公約。撤回するつもりはない」と訴えた。

耐震補強工事を行って立体駐車場を整備すると主張。総合支所の充実や分庁舎化を進めることで将来的には小規模な市役所で済むとし「本年度から(市庁舎建設)基金の積み立てを開始したい」と述べた。一方で、消防庁舎は建て替える方針を表明。合併特例債は新市庁舎建設以外の「市民が必要な施設の整備などに充てる」と説明した。

委員らは「有利な合併特例債を使わないと将来の市民に負担がかかる」「合併後十年以内に新庁舎を建設するという合併協定を破棄するのか」「費やした金と時間が無駄になる」などと指摘。「市長は訴えてきた主張を通してほしい」との意見もあった。
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