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下松手づくり絵本全国コン 市長賞に西村さん
2009年9月27日(日)掲載
下松市長賞受賞作を持つ金井(左)と自分の作品をそれぞれ手にして笑顔の角広君(左から2人目)、松田さん姉妹
第2回下松手づくり絵本全国コンクールの表彰式が26日、下松市中央町のザ・モール周南くだまつ観光・産業交流センターで開かれた。最高賞の下松市長賞には北海道函館市の西村静子さん(60)の「クモッコもだいすきエゾキスゲ」、県内在住の中学生以下がつくった優秀な作品を表彰する県こども大賞には田布施町の麻郷幼稚園年長、角広(かどひろ)佑一朗君(6)の「お月さまのおはなし」が選ばれた。

下松手づくり絵本の会(金井道子代表)主催。25年間にわたって神戸市内で行われてきた「全国コンクール手づくりの絵本展」を引き継ぐ形で昨年スタートさせた。今年は北海道から沖縄まで23都道府県の個人・団体から手作りの絵本計183点の応募があり、美術評論家ら4人が審査にあたった。

表彰式には角広君や「ゆみ あおい」のペンネームで「トンタとムク」を書いて下松市教育長賞に選ばれた同市の花岡小2年、松田裕海ちゃん(7)と第2四恩幼稚園年長の蒼依ちゃん(6)の姉妹らが出席。金井代表は「来年も愛情と思いやりに満ちた素晴らしい絵本を寄せてほしい」とあいさつした。

角広君の作品は、雲に形を冷やかされた月が姿を満月から三日月に変え、とうとう真っ暗に隠れてしまうと、困った雲がもう一度明るくなってくれるよう月にお願いするというストーリー。3歳から絵本を書き始め、この受賞作が8冊目という角広君は「お月さまを見ていてお話を思い付いた。色を塗るのが難しかったけど自信はあった。将来は絵本作家になりたい」と話していた。

西村さんの作品は、何度も破られながらも巣をつくるクモとその様子を見つめる女性の姿を、さまざまな種類の布きれを張り合わせて表現している。

市長賞と県こども大賞の両受賞作は500冊ずつ製本化し、県内の図書館や小学校などに寄贈する。27日まで同センターで入賞作品が展示されている。
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