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古代の銅製錬チャレンジ 美祢・長登銅山まつり
2009年11月15日(日)掲載
古代の銅製錬の技法を再現する実験があった銅山まつり
美祢市美東町の国指定史跡・長登銅山跡の一帯で14日、第2回銅山まつりがあった。日本最古の銅山坑内などを巡る見学ツアー、銅の鋳造体験などの多彩なイベントが繰り広げられた。

奈良の大仏の鋳造に使われた銅の産出地にちなみ、当時の銅製錬の技法を再現する実験があった。日本鉱業史研究会の植田晃一理事の指導で、地元の長登古代銅製錬愛好会が手作りの土製竪型炉に酸化銅鉱石や木炭を投入。この日は炉に風を送り込む足踏み式ふいごが使えなかったが、ボランティアらの手助けを得て、炉を約1200度で熱して銅鉱石を溶かしていった。

火入れから約6時間後、炉の下の部分に穴を開けて、銅との比重差で分かれた不純物の「からみ」が炉外に流れ出ると、周囲の人は興味深そうに眺めていた。同会の小笠原雄次代表(78)は「銅製錬の復元実験を通して、古代匠(たくみ)の英知と技を再認識していただければ」と話していた。
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