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早期の完全駆除要請 米軍岩国基地毒グモ問題
2010年7月29日(木)掲載
米軍岩国基地内で毒グモのクロゴケグモが繁殖、発見されている問題で、岩国市は28日、県と岩国防衛事務所の三者合同で基地に駆除状況の説明を求め「クロゴケグモは特定外来生物に指定されているが、いまだに完全駆除されていない。被害防止のため基地の責任で集中的・効果的な駆除を実施し早期に完全駆除を行うこと」を要請した。

市環境部によると、基地報道部のコーデロ曹長は4月12日から今月18日までの間に、クロゴケグモのオス成体7匹、メス成体50匹、幼体235匹とハイドロゴケグモの幼体4匹を発見し、駆除。基地境界フェンスから最も近い発見場所は基地北側の同フェンスから約188メートル離れた建物付近でクロゴケグモのメス成体1匹、幼体3匹を発見、駆除した。最も多く発見された場所は基地中央部の旧滑走路付近の資材置き場でクロゴケグモのオス成体5匹、メス成体36匹、幼体136匹だった−と説明したという。

今後の調査、駆除計画は過去に毒グモが発見された場所、家族住宅や境界フェンスなどを優先的に行い、他の地域でもスポット・チェックを実施するとした。

基地の責任で早期の完全駆除をするよう要請したのに対し、コーデロ曹長は「できるだけの手段方法を駆使して駆除している」と回答。地元自治会が要望しているフェンス沿いの草刈りの継続実施については「定期的な除草スケジュールを組んでいる」と答えた。

要請行動した岩国市や県の関係者は害虫駆除専門官5人によるコンテナ置き場の調査、駆除状況を視察し、クロゴケグモの幼体6匹が発見、駆除されたという。
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