全国各地のかんきつ類の生産者らが集まり生産技術や流通対策について情報交換する「第56回全国カンキツ研究大会」が2日、山口市小郡下郷の県JAビルで約580人が参加して開かれた。「オリジナル品種の産地育成とブランド化」をテーマにしたパネルディスカッションなどがあった。全国果樹研究連合会、県柑橘同志会の主催。
同連合会カンキツ部会長の長畠耕一氏が主催者を代表し、「生産現場は高齢化が進み、果樹の生産農家数、栽培面積、生産量の減少に歯止めが掛からないのが現状。生産者一人一人が産地のリーダーとして役割を果たし、関係機関の支援と指導の下、日本の柑橘産業がますます発展することを祈念する」とあいさつ。
パネルディスカッションでは、JA山口大島指導販売部長の山本和男氏ら3人がパネリストを務め、山本氏は県オリジナル品種「せとみ」について発表した。
同大会ではこのほか、産地の共存共生を図ることなどを盛り込んだ大会決議を採択。柑橘類に関する試験研究や産地育成に顕著な功績のあった3人に対する表彰もあった。
県によると、同大会が山口県で開かれるのは17年ぶり4回目。3日には産地視察が行われ、参加者らは、周防大島町の県柑きつ振興センターや、下関市の生産農家などを見て回る。
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