江戸時代後期の長州藩政改革の中心人物として手腕を発揮した村田清風(1783〜1855年)の偉功をしのぶ清風祭が26日、長門市三隅下の村田清風記念館隣接の清風神社であった。行政関係者や地元住民など約40人が出席し、清風の業績をたたえた。
清風は9代藩主・毛利斉房から13代敬親に仕え、越荷方を設置して商人から運上銀を徴収したり四白政策(紙、ろう、米、塩)の振興など各種改革を進めて藩の財政を立て直し、明治維新に向けての財政的基礎を築いた。周布政之助や吉田松陰にも大きな影響を与えたとされる。生家の隣に記念館が建設され、毎年、清風の生誕日である4月26日に同祭が行われている。
三隅八幡宮の古屋正尚宮司が祝詞を奏上した後、参加者がそれぞれ玉ぐしを捧げ、遺徳をしのんだ。大谷喜信・村田清風顕彰会長は「2月に顕彰会が組織強化され、盛大な祭りが執り行えることになった。会は清風の遺徳と功績を後世に伝えていく責任があり、今後も支援をお願いしたい」と呼び掛けた。 |