山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

馬 術
右足のあぶみが脱げるトラブルを越えて2位に入った平野美樹選手=川棚乗馬クラブ
平野が準V あぶみ脱げ、緊張消えた
2011年10月7日(金)掲載
馬術は、前々日に少年リレーで優勝を果たした平野美樹(熊毛北高)が、トップスコアでも2位。競技中、あぶみが外れるトラブルを乗り越えての銀メダル獲得に、平野選手は「馬(ヨセミテ)に助けてもらってばかり。山口県の得点につながったのでうれしい」と表情をほころばせた。

平野選手はあらかじめ予定していたコースを順当に飛び、得点を重ねた。しかし六つ目の障害を越えた際、バランスを崩して右足のあぶみが脱げた。馬に「ごめんね。落ち着いて」と声をかけ、両膝で必死に馬の背をつかんだ。落馬の危険もある中、最後まで乗りこなして走り切った。

物心つくころから馬に乗っていた高校2年生。「本当は乗るより世話の方が好き」と話すように上がり症で、人前に立つことが苦手。最終日とあって詰め掛けた大勢の観客を前にして試合前は極度の緊張に襲われた。「馬が自分を安心させてくれた」。あぶみが脱げたことで馬だけに集中でき、緊張が消え、2位の栄光を勝ち取った。

馬が好きで控えめな騎手は試合後「下手でごめんね。最後まで走ってくれてありがとう」と愛馬の活躍を優しくねぎらっていた。
 
一 般
馬術準V カヌー、自転車でも入賞
2011年10月7日(金)掲載
第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」は6日、下関市であった馬術が最終日を迎え、山口は少年トップスコアで平野美樹選手(熊毛北高)が2位になったほか、2種目で入賞。馬術の競技別男女総合(天皇杯)順位は東京に次ぐ2位だった。山口の天皇杯順位は前日と変わらず、東京に次ぐ2位となっている。

萩市ではカヌーのワイルドウオーター・カヤックシングル(1500メートル)があり、成年男子の高橋怜也(阿武萩森林組合)、成年女子の佐々木智美(シーパーツ)はいずれも5位だった。防府市であった自転車は男子チームスプリントの6位が決まった。

ホッケーは岩国市であった少年女子で、準々決勝進出をきめた。山口市であった成年女子は準々決勝で敗れ5位決定戦に回った。

7日からは後半戦がスタート。ロンドン五輪代表の石川佳純選手(全農)や岸川聖也選手(スヴェンソン)が山口代表で出場し競技別総合優勝が狙える卓球、王国復活を目指すハンドボールのほか、バレーボールや陸上競技、フェンシングなどが始まり注目だ。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)2008 Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp