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なぎなた
少年女子演技で熱のこもった打ち込みを見せ、優勝した宮奥道子(左)と市川千裕=下関市立大学体育館
少年演技V 信頼し合い息ぴったり
2011年10月9日(日)掲載
「互いを信じて思い切り打ち込んだ」。なぎなた少年女子の演技で長府高2年の市川千裕・宮奥道子は、ともに猛練習を積んできた相手と最高の“真剣勝負”を繰り広げ、完勝で頂点まで上り詰めた。

しかけの市川選手が本気で打ち込む。「練習の成果をすべて出す」。思いを乗せてなぎなたを振るった。応じの宮奥選手も「絶対に負けない」と気迫の演技で応えた。正確に間合いを保ちながらの熱のこもった打突の応酬。会場全体が引き込まれる。1回戦から決勝まで、審判5人の旗はすべて2人に上がった。

山口国体を見据えて市川が下松市、宮奥が周南市から下関市の長府高に進んだ。演技のペアを組んだのは全国総体後の8月下旬だったが、同じ下宿で共同生活をする2人は「何でも言い合える仲」。戸惑いなく、これまでそれぞれで築き上げてきたものを生かすことができた。

地元の会場には仲間や多くの市民が応援に訪れ、一昨年の新潟国体で少年女子演技を制した長府高の先輩で成年女子の高木麻美(福岡大)も「楽しんでおいで」と送り出してくれた。十分に実力を発揮できたのは「たくさんの人に支えてもらったから」と2人は語る。

嶋田信子監督は「いつもやっていることをいつも通り出せていた」と平常心で大舞台に臨んだ教え子を評価。2人は「大きな拍手をもらい、楽しんで演技ができた。優勝で恩返しができてうれしい」と最高の笑顔で喜びをかみしめた。
 
一 般
空手道は3選手が2位
2011年10月9日(日)掲載
第66国民体育大会「おいでませ!山口国体」は8日、県内各地で開かれ、山口県はなぎなた少年演技で市川千裕、宮奥道子選手が(長府高)が優勝。同種目の優勝は2年ぶり2度目。空手道の井淵智選手ら3人が2位に入るなど入賞も相次いだ。これにより皇后杯(女子総合成績)で東京を抜きトップに立ち、天皇杯(男女総合成績)は2位となっている。

なぎなた少年は市川、宮奥選手に橋本留緒選手(徳山高)を加えた試合でも5位入賞した。空手道は成年組手で井淵選手に加え中量級の宮本尚選手(長門市連)、少年男子形の藤田健太郎選手(下松高)が準優勝、少年女子形の磯村美季選手(華陵高)も3位に入った。

カヌーはスラローム・カヤックシングル(15ゲート)で村山夏美選手(シーパーツ)が2位になり、陸上は少年女子A走り幅跳びの宗村麻理子選手(長府高)が4位、成年男子100メートルの内海佑弥選手(山口合同ガス)が7位入賞した。

卓球は、この日から登場したロンドン五輪代表の石川佳純選手(全農)と擁する成年女子をはじめ4種別とも順調に勝ち進んでいる。

ハンドボールは成年男女とも準決勝、少年女子も準々決勝に進み、バレーボールは成年男子が準決勝、少年男女がともに準々決勝に進出した。
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