棚田の広がる周南市中須地区で生産された有機ブランド米「泣かす米」を醸造した純米日本酒「泣かす酒」が完成した。立春の2月4日から周南、下松市の百貨店や観光宿泊施設、酒小売店などで約700本の限定販売を始める。
中須地区にはすり鉢状の棚田が広がっており、「やまぐちの棚田20選」に選ばれている。泣かす米は7人のエコファーマーでつくる「都濃自然米生産グループ」(佐伯伴章会長)の7人が化学肥料や除草剤を使わず、昔ながらのはぜかけ天日干しを取り入れた農法で年間約12トンほど生産。収穫と同時に完売し、「幻の米」と呼ばれるほど人気があるコシヒカリの新米を、創業200年近くの歴史のある同市飯島町の酒蔵「はつもみぢ」(原田康宏社長)で仕込み、醸造した。
中須の水も使い、アルコール度15度以上16度未満で料理に合うすっきりとした辛口に仕上がったという。720ミリリットルで希望小売価格1800円。 |