自民党県連は夏の知事選に、山本繁太郎氏(62)=同党県第2選挙区支部長=を擁立する方針を固めた。現職の任期満了まで7カ月を残してこれまでに同知事選に出馬表明した人はいない。
同県連幹部によると、二井知事は31日にまでにこの幹部に勇退を伝えた。22日に正式に表明する。5選へ一部に強い待望のあった現職の退任が確認されたことにより、候補者選びが本格化した。
山本氏は次期衆院選で2区から出馬準備中だが、知事候補として同氏以外に適任者がいないことから山本氏の名前が急浮上した。山本氏は、状況が整えば前向きに検討する、と話しているという。
知事選にはこれまでに、共産党県委員会などでつくる「みんなの県政をつくる会」が候補擁立を確認したが、候補者を決定するまでには至っていない。政権与党である民主党は県連が幹事会で、先行して政策協定の内容を決めるとしている。人選に具体的な動きはない。
山本氏は柳井高校から東京大学法学部卒。1972(昭和47)年に旧建設省入省。内閣府政策統括官、国交省住宅局長を経て内閣官房地域活性化統合事務局長を歴任。2008年の衆院山口県2区補選、09年の総選挙にも同区から自民党公認で出馬したがともに落選した。 |