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3年生最後の酒造実習 田布施農高
2012年2月3日(金)掲載
もろみ造りの「初添え」で蒸した酒米を冷やす田布施農業高校の3年生
全国の高校で唯一、日本酒の酒造実習をしている田布施町の田布施農業高校食品科学3年生が2日、もろみ造りの「初添え」をした。同高校は今年4月、田布施農工高校に統合されるため、3年生は農業高校生として最後の酒造実習となった。今後は同農工高校食品科学科2年生が清酒造りを引き継ぐ。

食品科学科3年生は40人。これまで学校田で栽培した酒米「山田錦」を精米し、こうじを加えて酒母を造った。初添えは班別で、この日は8人が行った。蒸した酒米22.5キロを手でもんで温度調節したあと、米こうじ約9キロを混ぜ、水約27リットルと一緒に酒母に入れてもろみを造った。5日まで、同様の作業で「仲添え」「留添え」を続けてもろみを造る。

出来上がったもろみは約2週間かけて発酵させたあと、酒造実習を引き継ぐ2年生が生酒と酒かすに搾り分ける。生酒は約1カ月、不純物を沈殿させて取り除く。3月末に火入れをして殺菌し、「滄桑」と名付けた清酒約330リットルが誕生する。この清酒は同校関係者に配られるという。
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