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周南バルクターミナル本格操業へ 第2期工事完了
2012年3月15日(木)掲載
第2期工事を終え、4月の本格操業に備えるバルクターミナル=14日、周南市の晴海埠頭
周南市の徳山下松港にある公共埠頭「晴海埠頭」を国と山口県から一体的に長期間借り受け、石炭などのバルク(ばら積み)貨物ターミナルを整備、運営する民間会社「周南バルクターミナル」(河村義人社長)の第2期工事の竣工式が14日、市内であった。4月から本格操業する予定で、大型船を使った石炭の輸送により、物流コスト削減と国際競争力強化が見込まれる。

ターミナルは大型船を使ってオーストラリアやインドネシアから石炭を一度に大量輸入し、内航船で瀬戸内海沿岸の化学メーカーなどに自家発電燃料などとして輸送。年間200万トンの石炭の取り扱いが可能になり、宇部港とともに国が集中整備する国際バルク戦略港湾に選定されている徳山下松港の中核機能を担う。

第1期工事では桟橋や荷受け設備などを整備。第2期は貯炭場をこれまでの4万8千平方メートルから16万平方メートルに拡大して貯炭量66万3千トンの空間を確保し、石炭を山積みなどにする設備やベルトコンベヤーも新たに整備した。第1、第2期を合わせた事業費は約100億円。

今後は荷受け設備を増設し、9月には貯炭場周辺フェンスのかさ上げにより、100万トンの貯炭量を備える空間を確保。中国地区で最も大きい水深14メートルの桟橋周辺の航路は昨夏のしゅんせつにより、9万トン級の大型船が満載状態で接岸できるようになった。
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