平家残党の漁釣船を復元、披露 宇部の会社
2012年4月8日(日)掲載
完成した壇ノ浦漁釣船の前に並ぶ岸野昭二会長(左)と惣代孝治さん
壇ノ浦の合戦で敗れた平家の残党が漁師となって使用していたとされる漁釣船を、宇部市の精密機械加工業、アルモウルド(杉野修二社長)が復元。7日、同市際波の平原神社境内で披露された。
復元の発案者は岸野昭二会長(71)。昨年11月、下関市の赤間神宮境内にある漁釣船が著しく痛んでいるのを見て、船大工の経験のある同社の技術指導員、惣代孝治さん(72)に制作を打診した。
惣代さんは20枚余りの写真を基に、まずは10分の1スケールの模型づくりを開始。同12月に模型が出来上がり、「これならできそうだ」と自信を得て制作を本格化した。仕事の休みを利用して約200時間を費やして、このほど全長4.5メートル、幅1.3メートル、重さ80キロの漁釣船が完成した。
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