先帝祭(5月3日)の上臈(じょうろう)道中・参拝で、太夫と禿(かむろ)、官女、警固(けいご)、稚児を務める奉仕者30人が9日、下関市阿弥陀寺町の赤間神宮を参拝し、初顔合わせをした。
先帝祭上臈参拝行事実行委員会の萩原利生委員長が「全国でも珍しい女性中心の祭りを今年も成功させよう」とあいさつ。赤間神宮の水野直房宮司は「元気いっぱいで稽古に励み、晴れの舞台に臨んでほしい」と激励した。
下関舞踊協会のメンバーを中心とする奉仕者は、神前で祭りの成功を祈願し、赤間神宮会館に移動して互いにあいさつ。振袖太夫を務める県立萩看護学校2年の瀧本彩華(花柳春菜音)さん(20)は「伝統を受け継ぎ、優雅で堂々とした外八文字を披露したい」と意気込みを語った。
一行は5月3日午前9時半に下関市伊崎町の西部公民館を出発。華やかな衣装の太夫は同館前やグリーンモール、豊前田商店街、唐戸商店街で独特の足さばき「外八文字」を披露し、安徳天皇や平家一門を追悼するため赤間神宮を参拝する。 |