2施設立ち入り調査 東ソー爆発事故
2012年4月11日(水)掲載
県防災危機管理課や周南市消防本部の職員らが、東ソー社員の説明を受けながら立ち入り調査をした=10日午前9時45分ごろ、周南市の東ソー南陽事業所の第1塩化ビニールモノマー製造施設
昨年11月、周南市開成町の総合化学メーカー、東ソー南陽事業所の第2塩化ビニール(塩ビ)モノマー製造施設で起きた爆発、炎上事故で、山口県防災危機管理課と周南市消防本部、中国四国産業保安監督部は10日、合同で立ち入り調査した。同社が提出した改善計画書が適切かを検証。今後、それぞれの立場で精査する。
同社は事故後、同事業所内の第1・第3塩ビモノマー製造施設の稼働を停止。第2塩ビモノマー製造施設は県と消防から停止命令が出ている。
この日は各機関計6人が同事業所を訪問。第1・第3塩ビモノマー製造施設にそれぞれ入り、同社の担当者から説明を受けながら調査した。県防災危機管理課の吉賀俊雄産業保安班長は「改善の必要があれば、お願いする」と話した。
同社は事故後、事故調査委員会を立ち上げて原因を調査。想定外の化学反応で槽内の圧力が急上昇して破裂、漏れた塩ビモノマーや化合物に何らかの着火源が触れて爆発したと結論付けた。
同社は、警報装置を増設し、異常措置マニュアルを改訂するなど、ソフト、ハード両面での再発防止策を策定。事故報告書を3機関に提出していた。
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