東ソーの改善状況調査 第1プラント再稼動へ
2012年4月26日(木)掲載
第1塩ビモノマープラントの改善状況について立ち入り調査する県や周南市消防本部、中国四国産業保安監督部職員ら=25日、同市の東ソー南陽事業所
周南市開成町の総合化学メーカー、東ソー南陽事業所で25日、昨年の第2塩化ビニール(塩ビ)モノマー製造施設の爆発炎上事故後に停止している第1塩ビモノマープラントの改善状況を山口県と市消防本部、中国四国産業保安監督部が立ち入り調査した。県と同本部はハード、ソフトの両面から改善内容を調査し、承認するかどうかなどを検証する。
同社は昨年11月の第2塩ビモノマー製造施設の事故を受け、事業所内にほかにある第1・第3プラントについて、事故防止に向けた改善計画を作成。第1プラントの設備の改良など計画が完了したことから県と同本部、同監督部から8人が事業所を訪れ、高圧ガス保安法や消防法に基づき確認した。
第1プラントでは、新たに設置した施設を自動停止させるインターロックなどの作動を確認。事故前には蒸留塔の上部の温度が異常に上昇したことが分かっており、温度管理や緊急停止時のマニュアルについても検証した。県防災危機管理課産業保安班の吉賀俊雄班長は「計画通りに改善されているかを点検、審査して結果を出したい」と話した。
同社は県や同本部から承認などを得られれば、5月中に第1プラントを再稼働させる意向。第3プラントについては、6月中の改善計画完了を目指している。
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