三井化学岩国大竹工場の爆発事故を受け、山口県は27日、石油コンビナート保安責任者を集めた緊急の連絡会議を開いた。県内の47事業所から約60人が参加し、事業所内プラントの緊急停止マニュアルを再点検することなどを確認した。
会議では、昨年11月に周南市の総合化学メーカー、東ソー南陽事業所の爆発、炎上事故に続いて、プラントの緊急停止作業中の事故だったことから、緊急停止マニュアルを早急に再点検し、保安教育や防災訓練などを通じて、従業員に再徹底を図ることなどが報告された。県の担当者は「緊急停止措置中は通常運転よりも危険性が高い。停止後も適切な措置がとられるまでは注意が必要」と強調した。
一元的に情報交換をするために、事故が発生した事業所で現地連絡室を設置することや、石油コンビナートで保安確保するために日常点検を強化することなども議題にあがった。
山口労働局(笹嶋貢局長)は同日、三井化学岩国大竹工場の爆発事故を受け、「化学工業における爆発・火災災害防止緊急会議」を山口労働基準監督署で開いた。山口県内の石油コンビナートの企業などでつくる5協議会に対して、化学設備の安全総点検の実施や異常時対応マニュアルの整備などを要請した。 |