40年前のタイムカプセル開封 下松・江の浦小
2012年4月30日(月)掲載
タイムカプセルから取り出した40年前の文集に見入る江の浦小の卒業生=29日、下松市笠戸島
下松市笠戸島の江の浦小学校(宮村克彦校長、9人)で29日、開校60周年を記念し、40年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こした。卒業生の一人、光市在住の田中純子さん(51)が当時の在校生に呼びかけ、約50人が母校に集まった。
カプセルは1972年11月5日に開かれた同校の開校20周年式典で150人余りの全校生徒が見守るなか、校庭の一角に埋められた。4年生の担任だった有馬寧夫さん(85)は「生徒の文集や手書きの作文などを入れたと思う」と当時を回想した。
場所を示すものはなく、田中さんらの記憶でプールの前の国旗掲揚台付近を数人がシャベルで掘り起こした。さまざまな場所を40分以上探し、ようやく掘り当てたカプセルは高さ約40センチの陶器のつぼで、ふたが割れ、雨水がたまっていた。中身は一部溶け出していたが、当時の新聞や愛鳥週間にちなみ生徒がつづったガリ版刷りの文集「とりと子ども」などが出てきた。卒業生はカプセルを囲み、破れないようにページをめくり、同級生や自分の名前を見つけて懐かしんでいた。
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