三井化学は10日、和木町の三井化学岩国大竹工場で4月22日に起きた爆発、炎上事故に伴う被害が死傷者26人、工場外の家屋損傷が992戸になったと発表した。同社が独自調査した結果、これまでの山口県警や山口県の発表に比べ、周辺住民の負傷者が3人増え、被害家屋は2倍になった。
同社によると、人的被害は当初、工場構内で男性社員(22)が死亡したほか、負傷者は社員7人、協力会社員2人、隣接のJX日鉱日石エネルギー麻里布製油所で協力会社員2人、周辺住民11人の死傷者23人とされていたが、その後の調査で、負傷者が和木町で2人、広島県大竹市で1人の計3人増え、死傷者数は26人となった。
工場外の家屋損傷軒数は、社員が戸別訪問したり被害相談電話に寄せられたものを再調査した結果、大幅に増えた。大半が窓ガラスや屋根瓦の破損、サッシの変形などで、中には天井が落ちたという被害もあった。992戸のうち、約350戸で壊れた窓ガラスの修理が完了したという。 |