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釈迦描いた仏画解説 長門・大寧寺で開山忌法要
2012年5月12日(土)掲載
大寧寺大涅槃図について解説する竹林史博住職
長門市深川湯本の大寧寺(岩田啓靖住職)で11日、開山忌法要があった。地元の檀家、信徒らが多数参列し、同寺の初代住職として現在の鹿児島県から招へいされた開山・石屋真梁禅師(1345〜1423年)や先祖を供養した。

法話では、山口市阿東嘉年下の龍昌寺の竹林史博住職が、釈迦の亡くなる様子を中心にその生涯を描いた縦約4メートル、横約3.5メートルの大寧寺大涅槃図について解説。この仏画は安永4(1775)年に京都で表装されたもので、県内でも屈指の大きさで、2年前に再々表装を終えた。

竹林住職は、釈迦が入滅する場面に通常は描かれない猫が入っていることから、仏画は東福寺(京都市)にある国内最大級の涅槃図を模写したものと説明。また、釈迦が北枕で横たわる姿は両親の墓があった北側に足を向けないという意味で本来は親孝行を示しており、「縁起が悪いと言われるようになったのは江戸時代以降」と紹介した。参拝者はユーモアたっぷりの軽快な口調に聞き入っていた。
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