山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

美祢の企業が観光商品開発プロジェクト 猫ひろしさん広報部長に
2012年8月10日(金)掲載
広報宣伝部長の特大名刺を手にする猫ひろしさん(前列左)と楽喜の吉田龍司社長(同右)ら=9日、山口市
土産品の製造や卸業を手掛ける美祢市美東町真名の楽喜(吉田龍司社長)が、県立大や県内企業と連携して新商品を開発する「山口観光活性化プロジェクト」を発足させた。吉田社長らが9日、山口市湯田温泉のホテルかめ福で記者会見し、タレントでランナーの猫ひろしさんが広報宣伝部長に就任した。

同プロジェクトは、山口県は魅力ある観光地に恵まれながら全国的な知名度が低く、来県のきっかけになるような商品が少ないことから、産学連携で新商品を作り全国にPRしようと発足。県立大の学生有志でつくる「やまぐち食べちゃる隊」と連携して学生のアイデアを取り入れる。猫さんが楽喜の「玄米せんべい」を気に入り、工場を見学するなど交流があった縁で、広報宣伝部長に起用した。

現在は、山口名産のういろうをアレンジし、マラソンの途中に食べられる一口サイズで、塩味を効かせた「スポーツういろう」を開発中。下関市の製塩業、住吉ソルトファクトリー(則常令子社長)が同市豊北町角島の海水から作った塩を使い、県立大の講師が栄養面のアドバイスをする。

会見で吉田社長は「山口県に来たらこれを買いたいという商品が圧倒的に不足している。若い人の感性を取り入れ、新しいマーケットを開拓したい」と意気込みを語り、猫さんに「広報宣伝部長」の特大名刺を手渡した。猫さんは「猫まっしぐらにやらせていただきます」と意欲を見せた。

カンボジア国籍を取得し五輪を目指していた猫さんは「本当なら選手村にいたはずで複雑な気持ちだが、ロンドンで走れなかった分、山口で爆発したい」と前向き。12月に防府市で開かれるマラソン大会出場が決まっており、「ゴールした時に、ういろうと言えば山口というギャグを披露したい」とPRを約束した。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)2008 Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp