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特産ジネンジョを残せ 主婦が栽培に挑戦−長門
2015年11月30日(月)掲載
増野孝久さん(中央)から指導を受けてジネンジョ栽培に挑戦した花岡真美さん(左)と河野八千代さん(右)=29日、長門市
長門市俵山地区の特産品「ジネンジョ」の生産を存続しようと、地元の主婦ら3人が今シーズン初めて栽培に挑戦した。29日に収穫し、全体的に小ぶりな出来だったが、「来年はもっといいものを作りたい」と張り切っている。

同地区のジネンジョは日中と夜間の寒暖差により、すりおろしたときの粘り気とうま味が強いとされ、県内外に多くのファンがいる。生産者は約30年前に20人以上いたが現在は5人にまで減り、このままでは存続が難しい状況となっている。

そこで河野八千代さん(49)、河地由香里さん(47)、花岡真美さん(43)の主婦3人が、「俵山のジネンジョを守ろう」と立ち上がった。地元で最大のジネンジョ農家、増野孝久さん(87)が指導を引き受けた。

4月末に増野さんの農地約50平方メートルに100本余りの種芋を植え付け、約7カ月を経て初めて収穫の日を迎えた。掘り起こしたジネンジョはほとんどが70センチ以下で、1本売りはできないものの、関係者は初収穫の喜びを分かち合った。増野さんは「3人が栽培を始め、とてもうれしい。もっと広がってほしい」と今後の展開に期待を寄せる。

花岡さんは「最高のものができたわけではないが、一から手掛けて、こうして収穫できたのは大きな喜び」と話していた。
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