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留学経験、地域に還元 県立大生が企画案発表−山口
2016年1月24日(日)掲載
海外での経験を生かした地域活性化策を提案する県立大の学生ら=23日、山口市
山口県立大のグローバル人材育成カリキュラム「域学共創」を受講する学生が、海外留学の経験を地域に還元する企画案を発表するフォーラムが23日、山口市滝町の旧県会議事堂であった。海外留学経験者やこれから留学をする学生が、海外での知見を生かした地域活性化策を提案した。山口新聞社など後援。

同大は2012年度から文科省の「経済社会の発展をけん引するグローバル人材育成支援」の採択を受け、世界と日本の地域を結び、地域課題を解決する人材育成に取り組んでいる。フォーラムでは、学内選考で選ばれた個人10人と4グループがプレゼンテーションに臨んだ。

福岡県久留米市出身の国際文化学部2年、堤仁美さん(20)は、地元の伝統工芸、久留米絣(がすり)を世界に広めたいと、久留米絣のように農閑期に作られてきた歴史を持つヨーロッパの刺しゅうや編み物などを「農閑期デザイン」ととらえ、ウェブサイトで発信することを提案。フィンランドやアイスランドでの短期研修で作り手へのインタビューや文献調査を行う計画で、最優秀賞に選ばれた。

堤さんは「評価を受けたことは、可能性があると信じて頑張りたい。海外では地域への愛着の継続とモノの関わりを学び、物事を広く見ることができる人になりたい」と話した。
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