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カーフェリー「あざれあ」進水 三菱重工業下関造船所
2017年1月13日(金)掲載
ゆっくりと船台を滑り、海に進む大型カーフェリー「あざれあ」=12日、下関市
下関市彦島江の浦町の三菱重工業下関造船所江浦工場で12日、新日本海フェリー(大阪市)向けの大型カーフェリー「あざれあ」(全長約200メートル)の命名・進水式があった。6月に同社に引き渡され、北海道の小樽港と新潟県の新潟港を結ぶ航路に就航する。同造船所の進水式は今年初。

地域住民やツアー客ら約800人が見守る中、新日本海フェリーの入谷泰生社長が命名。バイオリニストの千住真理子さんが船を支えるロープを切断すると、船はゆっくりと船台を滑り、関門海峡に浮かんだ。

新船は総トン数1万4400トンで、定員は600人。トラック162台、乗用車22台を積める。海水との摩擦抵抗を減らすシステムを採用して燃費を1割向上するとともに、高速化で現在よりも約1〜3時間ほど運航時間を短縮する。建造費は非公表。

同社は既存船の老朽化に伴い、同航路への新造船2隻の投入を決め、姉妹船も同造船所で新造中。

三菱重工業は造船事業を昨年秋に見直し、下関造船所が強みを持つクルーズフェリーなどの受注に力を入れることを決めている。
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