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「希望のまち下関へ」 市長に前田氏 閉塞感打破に市民共感
2017年3月13日(月)掲載
12日に投開票された下関市長選は、新人で前市議の前田晋太郎氏(40)=自民党派所属証明書提出、党推薦=が、現職の中尾友昭氏(67)=無所属=と新人で元市議の松村正剛氏(63)=同=を抑えて初当選を果たした。「閉塞感を希望に変える」という訴えが共感を集め、市民は新しい市長のかじ取りを選択した。

午後11時20分ごろ、同市椋野町の事務所に当選確実の一報が伝わると、結果を見守っていた前田氏は支持者約120人と喜びを爆発させた。鳴り止まない歓声と拍手の中、支持者から花束を受け取ると表情をほころばせた。

街頭演説などで中尾市政を「動かなかった8年間」と表現。若者の流出などを課題として挙げ、「今やらないと間に合わない」と訴え続けた。現職が推し進めてきた市役所本館の耐震工事を中止して解体、撤去することを公約に掲げ、浮いた経費の一部を利用し”ミニ新庁舎“の建設を提案した。

自民党の推薦を受け、秘書を務めた安倍晋三事務所の全面的な支援で、組織的な支持を広げた。終盤には安倍首相夫人の昭恵さんらが応援に駆け付け、若い世代や女性らに知名度アップを図ったのが功を奏した。

前田氏は支持者に「すべての主権者のおかげで大きな勝利を勝ち取ることができた。『希望のまち下関』を掲げて、下関の新しい一ページを始めていきたい」と感謝の言葉を述べた。
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