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中尾氏、厳しい審判に落胆
2017年3月13日(月)掲載
前田氏当選確実の知らせを受け、支持者に敗戦の弁を述べる中尾友昭氏=12日午後11時40分ごろ、下関市中之町
中尾陣営は下関市中之町の亀山八幡宮儀式殿に開票速報所を設け、続々と集まった支持者がテレビで開票の状況を見守った。前田氏の当選確実を知らせるテロップが流れると、「まさか」と驚きの声や大きなため息が漏れ、落胆ムードが一気に広がった。

中尾氏は午後11時半すぎに開票速報所に姿を見せ、支持者らに深々と頭を下げた。「自分が考えるより市民の評価が厳しかった。2期8年の実績が評価されなかったことが残念。圧力も感じたが負けは負け」と敗戦の弁を述べた。支持者からは「国会議員が悪い」「もう一度やろう」などの声が相次いだ。

松村久後援会長兼選対本部長は「最後の1週間は大変で力不足だった。皆さんには今後も市を見守ってほしい」と声を震わせた。

中尾氏は昨年12月に自民党下関支部に推薦願を提出したが、同支部が推薦を出す条件として提示した政策協定に沿わないとして取り下げた。「政党の戦いでもなく、地方の政治は市民の暮らしやすさや街の元気向上だ」などと党派を超えて支持を呼び掛けた。しかし、手厚い組織戦を展開した前田氏に苦戦を強いられ3選は果たせなかった。
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