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「しゅうニャン市」原案通り可決 周南市議会
2017年3月16日(木)掲載
周南市議会は15日、市の愛称を「しゅうニャン市」として全国にPRするシティプロモーション事業を盛り込んだ2017年度一般会計当初予算案を原案通り可決した。同事業を巡っては議会内で賛否が分かれ、一部の議員から同事業を削除した修正案が提案されていた。

修正案は議員30人のうち議長を除く採決で、反対14人、賛成13人、欠席と棄権が1人ずつで否決された。討論では「しゅうニャン市」事業に反対する議員が「縁もゆかりもない要素に市民のお金をかけすぎ」「市の名前は神聖。薄っぺらくなる」「公の行政の事業には財源の裏付けが必要」などと主張。一方、容認する議員は「もっと寛容性があっていい」「論争になっていることが発信力のある証拠」「余裕を持って評価しては」などと意見を述べた。

市は昨年4月1日のエープリルフールに、木村健一郎市長が「周南市は『しゅうニャン市』となる」と宣言する動画を制作。動画共有サイト「ユーチューブ」で再生回数が約10万回と反響が大きかったため、本格的にアピールすることを決めた。1月から特設サイトを開設し、ロゴや缶バッジなどを制作して市のPRを図っている。17年度一般会計当初予算案に同事業費約2500万円を計上した。

木村市長は「ここまでの反対は予想外だった。反対意見の中にも考えやアイデアがある。しっかり受け止めて丁寧な説明を心掛けなければいけない」と話した。
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