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大女優の普段の姿知る 田中絹代の遺品展示−下関
2017年3月20日(月)掲載
田中絹代が元付き人に贈った品が並ぶ会場=19日、下関市
下関出身の女優、田中絹代(1909〜77年)の没後40年を記念した遺品の展示が19日、下関市田中町の田中絹代ぶんか館ミニホールで始まった。20日まで。

元付き人の大久保トキさん、網野イセさん姉妹(いずれも故人)が田中絹代メモリアル協会(串崎徹会長)に寄贈した遺品17点を展示。絹代が2人に贈った付け下げや食器、掛け軸などを出品し、未公開のプライベート写真を含むスライドを上映している。

同会は命日の3月21日に絹代の業績をしのぶ「花嵐忌」を毎年行っている。同会の河波茅子事務局長は「元付き人の2人に聞くと、絹代は仕事とプライベートをきちんと分けていたらしい。あまり知られていない普段の姿を知ってもらえたら」と話した。

下関で7歳まで過ごした絹代は、14歳で銀幕デビュー。25歳で松竹を代表する女優として「大幹部」になった。映画「愛染かつら」が大ヒットし、映画「サンダカン八番娼館・望郷」ではベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞。生涯で約250本の映画に出演した。

下関南部町郵便局ポストギャラリーでは19日限定で、出演作を紹介するパネル展示や映像上映を行い、敷地内に献花台を設けた。21日午前11時からは同市井田の中央霊園で墓参りがある。参加無料。
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