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労働環境の現状 労組の役割講義 連合山口、山大で開始
2017年4月14日(金)掲載
山口市吉田の山口大学で13日、連合山口による寄付講座が始まった。7月まで全13回、経済学部の講義「現代労働論」の講師を連合山口の役員らが無償で務め、現代日本における労働の現状や労働組合の取り組みなどについて話す。

初回は中繁尊範会長(57)が「労働者を取り巻く現状と課題―労働組合の果たすべき役割とは」をテーマに講義。労働運動の歴史、メーデーと春闘の意義、連合の組織体制、労働組合の現状などを解説した。

非正規労働者の増加が雇用の不安定化と所得格差の拡大を生じさせている問題や、長時間労働の問題などを取り上げ、労働組合が目指す社会像として「働くことを軸とする安心社会の実現」というビジョンを紹介。「労働組合は働く仲間同士が雇用と暮らしをしっかり守るために活動している」と述べた。

受講した同学部経営学科3年の男子学生は「不本意ながら非正規で働く労働者が315万人いることに驚いた。労働組合が被災地支援などの活動をしていることも知ることができた」と話した。
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