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巌流島で決闘再現 小次郎しのび慰霊祭
2017年4月16日(日)掲載
武蔵と小次郎の決闘を再現した剣舞=15日、下関市
約400年前に宮本武蔵と佐々木小次郎の二大剣豪が決闘した地とされる下関市の巌流島で15日、敗れた小次郎をしのぶ慰霊祭があった。地域の人ら約150人が決闘に思いをはせて小次郎の冥福を祈った。

神事の後、下関を拠点にする「正真流吟剣詩舞道会」が剣舞を、小次郎の剣術流派を継承する京都府のNPO法人が秘技「つばめ返し」などの演武を奉納した。

剣舞は梅光学院中学校3年の簀河原真奈美さん(14)と成進高校3年の中村圓秀さん(17)が武蔵と小次郎の決闘の場面を再現。小次郎役を務めた簀河原さんは「小次郎は憧れの存在。武蔵には負けないという思いを心に込めて奉納した」と話した。

慰霊祭は彦島自治連合会(高橋勉会長)が決闘の日とされる4月13日に近い土曜日に実施。一時途絶えていたが、2003年に約40年ぶりに再開した。高橋会長は「巌流島は下関の貴重な財産。巌流島の歴史と自然を後世に伝えたい」と話した。

巌流島は船島が正式名称だが、小次郎の流派「巌流」にちなみ、後に呼ばれるようになったとされる。
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