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山口市に歴史巡りの庭、多目的広場が完成
2017年4月17日(月)掲載
完成した「歴史巡りの庭」。奥の市菜香亭に続く曲がった歩道は一の坂川を表現している=16日、山口市
山口市天花の市菜香亭の隣接地で整備が進んでいた「歴史巡りの庭」と「多目的広場」の完成披露式が16日、現地であり、関係者ら約50人が完成を祝った。芝生の定着に時間が必要なため、全面開放は梅雨明けになるという。

式典では渡辺純忠市長が「維新150年を来年に控え、本市が幕末維新期に担った役割と歴史的魅力をアピールできるものができた。歴史文化の拠点となるよう、今後も努めていきたい」とあいさつ。関係者と共に歴史巡りの庭に設置された高さ約3.4メートルの石碑に掛けられた幕を取り払い、完成を祝った。

歴史巡りの庭は約1850平方メートルの敷地に盛り土をするなどして、市の中心部の地形を再現。芝生の中に敷かれた歩道で一の坂川などを表現し、幕末の長州藩主毛利敬親公ゆかりの施設があった場所に説明板を設置している。石碑に刻まれた「明治維新策源地山口市」の文字は毛利家の子孫毛利元敦さん(77)=防府市多々良=が揮毫(きごう)した。多目的広場は約889平方メートルで、地域でのイベントなどで活用を想定している。

整備は2012年度に「市菜香亭リニューアル整備事業」としてスタート。同年に市土地開発公社から約7500平方メートルの敷地を約8億900万円で取得。うち1701平方メートルには乗用車64台分、大型車3台分の駐車場を整備し、15年に供用を開始した。広場と庭の整備が終わったことで、同事業は完了。土地取得費を除く総事業費は約2億3300万円で、うち約2億1600は合併特例債を活用した。
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