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昨年度 県内2空港、利用増 国内線、堅調な伸び
2017年4月18日(火)掲載
山口宇部空港と韓国・仁川国際空港を結ぶ国際定期便の初便=昨年11月28日、宇部市
山口県は17日、県内2空港の2016年度利用状況をまとめた。山口宇部空港の東京(羽田)線の利用者数は前年度比2.7%増の93万29人で、5年連続で増加。岩国錦帯橋空港は東京(羽田)線の増便と沖縄(那覇)線の夏ダイヤ運航により、12年の開港以来最高の45万1207人が利用した。県交通政策課は「国内線の利用が堅調に伸びた結果」としている。

山口宇部空港東京線の利用者数は過去最高だった03年度の約96万2千人に次ぐ高い水準。同課はビジネス利用が堅調に推移したほか、同空港開港50周年を記念した旅行商品の販売が好調で需要が高まったことなどが利用増の要因と分析。利用率は66.3%で前年度を2.5ポイント上回った。

昨年11月28日から3月25日にかけて運航された、山口宇部空港と韓国・仁川国際空港を結ぶ定期便は計51往復で1万4684人が利用。山口宇部空港初の国際定期便で利用率は73.8%と比較的高水準だったが、日本人の利用者は全体の約1割にとどまった。同空港の国際チャーター便は韓国と台湾から計15本運航され、台湾を中心に4130人が利用。利用率84.6%と好調だった。

岩国錦帯橋空港の東京線の利用者数は、前年度比13.9%増の41万4594人。これまでの1日4往復体制から5往復体制になったことで利便性が高まったためとみられる。利用率は前年度を2.3ポイント下回り67.5%だった。昨年3月に新規路線として就航し、同10月まで運航された沖縄線の利用者数は3万6613人で、利用率は51.0%と伸び悩んだ。

同課は17年度について「明治維新150年を2018年に控えているので、観光客を呼び込む形で利用を伸ばしていきたい」。通年運航を予定している岩国錦帯橋空港沖縄線については「利用促進キャンペーンの実施や団体利用によって搭乗率向上を図り、沖縄線の定着化につなげたい」と話す。
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