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祝島航路に新造船 車いすに対応
2017年4月18日(火)掲載
18日に就航する新造船「いわい」=17日、上関町
上関町の離島、祝島と本土を結ぶ「祝島〜柳井航路」に18日、新造船「いわい」が就航する。車いすで乗船できるバリアフリー対応となり、就航式が17日、同町室津の町総合センターであった。

新船は全長20.6メートル、幅5.1メートルで総トン数43トン。航海速力20ノット、定員75人。1999年10月に就航した前船の老朽化にともない、同航路を運営する上関航運が鉄道建設・運輸施設整備支援機構と昨年秋から建造していた。寄港する同町室津、蒲井、四代でも車いすで乗船できるよう昇降機を備えたほか、船内に車いす用スペースが確保された。運航ダイヤはこれまでと同じ。

総建造費は約2億8千万円で、上関航運が1割、同支援機構が9割を担った。同航路は年間4万人弱が利用しているが、赤字が続いており、赤字分は国、県、町が補助している。

就航式には約50人が出席。同航運社長を務める柏原重海町長が「祝島島民の生活の利便性の向上と観光振興による地域振興につながる」とあいさつ。村岡嗣政知事は「生活環境の維持と地域活性化、交流人口の拡大に役立つと期待している」と述べた。

村岡知事は式後、新船で祝島を訪れ、島民に新造を祝って餅を配る予定にしていたが、荒天のため祝島への渡航は中止された。
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