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賞味期限切れ福神漬け提供 宇部の保育園給食
2017年4月18日(火)掲載
宇部市は17日、同市琴芝町の市立神原保育園で10日に賞味期限切れの福神漬けを給食で提供したと発表した。園児98人と職員26人が食べたが、健康被害はなかった。市内の卸売業者が賞味期限の印字の書き換えを認めており、市は意図的な改ざんの可能性も否定できないとして、宇部署などに対応を相談している。

市によると、福神漬けのパックには、正しい賞味期限の昨年6月30日を示す印字の上に、今年7月14日を示す印字がされていた。10日朝、同園で食材の点検をした保育栄養の職員が二重の印字に気付いたが、印字が濃い今年7月14日を賞味期限と認識。福神漬けを給食でカレーに添えて1〜5歳児、職員に提供した。

提供後に念のため製造業者に問い合わせたところ、賞味期限切れと卸売業者による書き換えが発覚。卸売業者は「印字が薄かったので上から押し直した。日付を勘違いした」などと説明しているという。

市は12日、園児の保護者に状況を報告。再発防止に向けて、卸売業者から食材を購入して保育園に納めている納入業者に管理体制の改善を求め、保育園でも複数人による賞味・消費期限の確認の徹底などに取り組む。

久保田后子市長は「多大な迷惑を掛け、大きな不安を与えてしまったことを深くおわびする。二度とこのようなことがないように安心安全な保育園運営に取り組む」とコメントした。
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