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下関・豊田ホタル祭り 初期の手作りパンフ展示
2017年4月18日(火)掲載
「豊田のホタル祭り」の初期のパンフレットを作製するなどした中田由夫さん=豊田町
「豊田のホタル祭り」のパンフレットや手書き原稿などが並ぶ会場=豊田町
毎年6月に下関市豊田町で開かれ、ことしで50回目となる「豊田のホタル祭り」に立ち上げから携わった同町阿座上の中田由夫さん(94)が、当初祭りをPRするために作ったパンフレットなどを所蔵している。

中田さんはホタル祭りがスタートした1968年当時、同町にあった山陽観光サービス西市営業所の所長を務めていた。祭り開催に当たり、プログラムを組んだり、スポンサーを募ったり、周知を図るためのパンフレットを作るなどした。祭りはすぐに人気イベントとなり、パンフレットの作製は4年ほどでやめたという。

現存しているパンフレットは第4回と第5回のもの。当時の坂田一正町長のあいさつや祭りのプログラム、ホタルに関する研究論文、ホタルについての随筆、町の観光ニュース、会場・駐車場案内図、バスの時刻表などが約20ページでまとめられている。150部印刷し、約100部を来場者、約50部をスポンサーに配った。

中田さんは合わせて「懐かしのヒット曲」と題した懐メロ冊子も作って来場者に配り、好評だったという。

「祭りを盛り上げ、来場者に何か思い出に残るものを−と作製した」と中田さん。司会進行役も務めるなど活躍した。祭りがことしで50回目を迎える点には「あっという間。早く感じる。長く続いていてうれしい。仕事が観光業だったので、祭りに参加したことで観光についていい勉強ができた」と振り返り、「いろいろな人の協力でスタートした祭り。今は若い人が頑張っているので応援したい」と見守る。

中田さんが所蔵するパンフレットや手書きの原稿、懐メロ冊子は現在、同町矢田の豊田文化財資料室(豊田図書館内)で紹介されている。観覧無料。年内は展示する予定。
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