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保育士ら不審者対応訓練−美祢・別府保育園
2017年4月19日(水)掲載
刺股の使い方を学ぶ別府保育園の保育士ら=18日、美祢市
美祢市秋芳町別府の別府保育園(林富士香園長、16人)で18日、不審者対応訓練があり、保育士らが通報や刺股を使って対処する方法を確認した。

3月31日、大分県宇佐市のこども園に刃物を持った男が侵入し、男児を含む3人が負傷した無差別傷害事件を受けて美祢署が実施。同署員が不審者に扮(ふん)した。

訓練ではバットを持った不審者役が「園児に会わせてくれ」と言いながら侵入。最初に対応した林園長が保育士に応援を求めて110番した。近くにいた保育士3人は刺股で相手の動きを抑えながら不審者役を外に出した。園児は別の保育士らの誘導で不審者役から遠い部屋に避難した。

林園長は「全国で子どもを狙う事件が発生している。これからも子どもたちに緊迫感を与えられるような訓練を実施できれば。地域や保護者と連携しながら子どもたちを守りたい」と話した。同署刑事・生活安全課の神原篤志課長は「見守り活動などを通じて、地域全体で安全に対する意識を高めていただければ」と講評した。

刺股の使い方を学ぶ講習もあり、保育士らは「短く持つと相手との距離が縮まる。危険を避けるためにも長く持って使用してほしい」などと指導を受けた。
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