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山口市・黄金町地区に複合施設19年末に 地権者ら再開発組合
2017年4月19日(水)掲載
山口市黄金町地区市街地再開発組合が完成を目指す複合施設のイメージ
山口市黄金町地区の市街地に商業施設や駐車場、集合住宅を備えた複合施設を整備しようと、地権者らが同地区市街地再開発組合(北條栄作理事長)を立ち上げた。17日夕に同市中河原町のホテルで設立披露会を開き、2019年12月の完成を目指して整備を進める事業スケジュールなどを示した。

同組合の計画によると、建設予定地は中心商店街近くの道場門前大型駐車場や、周辺の私有地を合わせた約1万平方メートル。老朽化した大型駐車場などを取り壊し、鉄筋コンクリート造り15階建ての集合住宅と鉄骨造り2階建てのビル、400〜450台を収容する立体駐車場を建設する。

集合住宅棟は100戸程度、ビルは商業施設や子育て支援施設などの入居を想定している。建物の外周には幅約6メートルの道路を整備し、生活環境や防災性の向上につなげるという。総事業費は52億円で、国と市が13億円ずつ負担する。

市は都市再開発法に基づく市内初の再開発事業として同事業を支援。17年度は当初予算に約9億8500万円(うち約4億9250万円は国の社会資本整備総合交付金)を計上しており、設計や権利変換計画の策定、既存建物の除去などを後押しする。中心市街地ではこのほか、道路の拡幅などによる住環境整備も進められる予定で、市は同事業が再開発に対する機運を高めることを期待している。

設立披露会で行政や経済団体の関係者ら約80人を前に、北條理事長は「5年前から話し合いを重ね、ようやく披露することができた。この事業を突破口に、子どもや孫が楽しく育っていける中心市街地をつくっていきたい」と話した。
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