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公用車でパチンコ店立ち寄り 梅光学院大生らのリスト盗まれる
2017年4月20日(木)掲載
経緯などを説明する梅光学院大の樋口紀子学長(中央)=19日、下関市役所
下関市の梅光学院大は19日、職員がパチンコ店駐車場で車上荒らしに遭い、2017年度の全学部生1194人分の氏名や性別、16年度の受験生の一部428人分の氏名や出身校などが書かれたリスト入りのかばんが盗まれ、個人情報が流出したと発表した。これまでに被害の報告はないという。

同大によると、車上荒らしに遭ったのは、入試や学生募集などを担当する男性事務職員(29)。職員は勤務時間外だった17日午後7時半ごろ、公用車で下関市内のパチンコ店に立ち寄った。午後10時すぎに車に戻ると助手席側の窓ガラスが割られ、車内に置いたままだったかばんがなくなっているのに気付き、警察に被害届を提出した。

2種類のリストには住所や電話番号は含まれていないという。職員は18日に沖縄県に出張する予定で、説明資料として使うためリストを印刷。公用車で自宅から直接空港に向かう予定だった。同大は2年前からタブレット端末で説明を行うようにしており、職員は「軽率だった。ご迷惑をお掛けした」と話しているという。

同大は18日に対策本部を設置。同日夜に学生らに一斉メールを送信し、19日に学生に直接説明を行った。20日も同様の対応を取る。

説明会に出席した4年の男子学生は「大学側の説明や再発防止策に具体性がなく、納得できなかった。リストに限らず他の情報は大丈夫なのか」と不信感を募らせていた。

樋口紀子学長は「個人情報の管理に甘さがあったことを思い知らされた。今後は個人情報の規定を徹底し、事実確認を行って職員の処分を決める」と陳謝した。
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