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アンコウの恵みに感謝 供養祭で来季豊漁願う−下関
2017年4月21日(金)掲載
アンコウに感謝し、来季の豊漁を願った供養祭=20日、下関市
アンコウの水揚げ量日本一を誇る下関市大和町の下関漁港で20日、「あんこう供養祭」があり、漁業者や市場関係者ら約100人が海の恵みに感謝し、来季の豊漁を願った。

下関水産振興協会などが冬の味覚として親しまれているアンコウのシーズン終了に合わせて開き12回目。同日未明に県沖の日本海で取れた約7キロのアンコウを祭壇に供えた。同協会の磯本啓三会長が「アンコウは下関漁港を支える魚で、健康と美容に良いとして脚光を浴びている。アンコウに感謝し、さらなる水産業の活性化を目指す」と慰霊の言葉を述べた。

供養祭の後、水揚げされたばかりのアンコウで作った鍋が振る舞われた。県以東機船底曳網漁業協同組合の田辺守孝組合長は「アンコウは地元のブランドとして定着している。さらに全国でのPR活動にも力を入れ、多くの人に召し上がってほしい」と話していた。

アンコウは同漁港基幹漁業の沖合底引き網漁で取れる主力魚種で、主に県沖の日本海を漁場とし、関西などに出荷している。同組合などによると、昨年の水揚げ量は628トン(前年同期比34トン減)で平年並みに推移した。1キロ当たりの平均単価は441円で、大きさが小型化し韓国からの輸入が増加したことなどを要因に前年より79円低かった。
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