山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

アサリ育って、干潟再生に汗 山口・椹野川河口で420人参加
2017年4月30日(日)掲載
アサリを守る網を張り替える参加者=29日、山口市
山口湾につながる山口市秋穂二島の椹野川河口で29日、干潟再生活動が行われ、漁業関係者や行政職員、一般参加のボランティアら計約420人がアサリのすみよい環境づくりに取り組んだ。

椹野川流域連携促進協議会と山口県漁協吉佐支店山口支所の主催。トヨタ自動車協賛、山口新聞社後援。トヨタ自動車が展開する参加型環境保全活動「アクアソーシャルフェス!!2017」の取り組みとして実施された。

参加者は四つのグループに分かれて活動。スコップやくわを使って干潟を耕して泥を軟らかくし、酸素や栄養をアサリに供給するうねを作ったり、ナルトビエイといった食害生物からアサリを守る網を張り替えたりする作業に汗を流した。親子連れは潮干狩りや、干潟の生き物を観察するなどして楽しんだ。

県自然保護課によると、椹野川河口はアサリの漁獲がほとんどない状態になっていたが、2005年度から県事業で干潟を耕す取り組みを開始。08年度から同協議会が取り組みを引き継ぎ、09年度には約500キロのアサリが漁獲された。

同協議会の岡秀夫さん(83)は「ゆっくりで構わないのでアサリが育ちやすい環境になってほしい。みんなで干潟再生に取り組むことで、環境への認識も深まるといい」と話していた。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp