山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

レノファ山口、序盤戦まとめ 好機に決定力欠く
2017年5月5日(金)掲載
サッカーJ2のレノファ山口は11試合を終えて2勝3分け6敗の19位。昨季から大幅に選手が入れ替わって迎えた今季は、ここまで攻守ともに課題が多く、厳しい戦いが続いている。

在籍25選手中、半数以上の15選手が新加入。「通常チームづくりには1年から1年半はかかるが、最短距離で進めていきたい」(上野展裕監督)と、キャンプから連係を重点に取り組んだ。

序盤戦の苦戦はある程度覚悟していたが、引き分けの開幕戦後3連敗を喫し、初勝利は5試合目。4月に入り勝利した名古屋グランパス戦など単発で結果を残すが、継続できず下位を抜け出せていない。

チーム総得点は8点。攻撃的サッカーを掲げるには、好機に決定力を欠く状況が続く。「(攻撃は)安全に行き過ぎるところがある。遠めからでも積極的にシュートを狙っていくことも必要」とFW岡本英也。シュート数の少なさも指摘される中、積極果敢な姿勢が求められる。

ここまで15失点のうちPKを含めた9失点がセットプレーからと、昨季からの課題が解消しきれていない。特に高さの競り合いよりも、相手のマークを外してしまいフリーで決められるパターンが目につく。

安定した守備も見せるが、ここ2試合の4失点は全てセットプレーから。セットプレーを得点源にするチームも多いだけに「練習を積み修正していく」(上野監督)という成果が一刻も早く表れることが期待される。

厳しい状況だが、上野監督が頻繁に口にする「自分たちのやるべきことをやる」という言葉通りの試合は勝ち星も出ている。「降格争いをするチームではない」とDF福元洋平。「試合を重ねるごとに良くなっている」と手応えを感じる選手もいる。

次節7日は愛媛に乗り込む。「次の試合はすぐ。下を向いてはいられない」(DF香川勇気)。気丈に振る舞う選手たちの巻き返しを待つ。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp