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上関原発、来月ボーリング調査 中電、新規制基準対応で
2017年5月18日(木)掲載
中国電力は17日、福島第1原発事故以降に準備工事が中断している上関町の上関原発建設予定地で、追加地質調査のボーリング調査を6月中にも実施すると発表した。福島の事故後に強化された新規制基準に対応し断層活動の評価に万全を期すためとしている。調査期間は約1年。

中電によると、ボーリング調査は建設予定地の陸域6カ所程度で実施。地下約250メートルまでを調査する。

中電は調査に必要な機材などの準備が整い次第、調査を実施する予定。機材の準備は1カ月程度かかるとし、早くても6月中旬ごろ調査が始まるとみられる。

上関原発計画は2011年の福島第1原発事故以来、予定地の海面埋め立て準備計画が中断している。しかし、県は昨年8月、海面埋め立て免許の期間延長を、本体工事着工の見通しがつくまで工事を実施しないという条件付きで許可した。

中電は今回のボーリング調査の実施について「あくまで新規制基準に対するデータ補強をするためで、海面埋め立て免許の延長許可や今後予定される国のエネルギー基本計画と関係するものではない」と話している。
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