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西川、岡田さんに賞状 県芸術文化振興奨励賞表彰式
2017年5月19日(金)掲載
県芸術文化振興奨励賞を受賞した西川慎さん(左から3人目)と岡田泰さん(同5人目)=18日、県庁
本年度の県芸術文化振興奨励賞の表彰式が18日、県庁であり、山陽小野田市のガラス作家、西川慎さん(45)=美術・ガラス工芸=と萩市の陶芸家、岡田泰さん(40)=美術・陶芸=に賞状が贈られた。

村岡嗣政知事は両氏に賞状を手渡し、「二人の活躍は芸術活動に取り組む若者にとって大きな励みになる。一層研さんを積まれ、世界に向けてさらに力を発揮してほしい」と激励した。

西川さんは、現代ガラスアートの全国的な賞を数多く受け、中国の著名なホテルに作品が採用されるなど世界的に活躍。昨年12月に長門市で開かれた日ロ首脳会談でもグラスなどが使われた。ガラス工芸分野での同賞の受賞は初めて。

萩焼を手掛ける岡田さんは、日本伝統工芸展で2009年から連続入選するなど高い評価を受けている。萩焼の伝統を大切にしながら、日本海の透明感を表現した青色が特徴の「淡青釉(たんせいゆう)」など、オリジナルの作品にも力を入れる。

西川さんは「ガラス工芸は国内では歴史の浅い工芸の一つ。山口県を活動の拠点としてガラスの魅力を多くの人に伝えたい」、岡田さんは「先人が築いた伝統にあぐらをかかず、自分の思いと萩の風土を組み合わせて新しい作品に挑戦していきたい」と話した。

同賞は1950年度に創設。芸術文化の分野で高い水準の創作活動を続け、将来性のある人に贈られる。受賞者の累計は個人205人、25団体の計230件。
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